発音記号を覚えられれば、英語は挫折しない

日本人で英語を話すことができる人の割合は、先進国の中でも最低クラスです。
英語力はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4種の技能で測られますが、日本の教育は読む、聞くに集中しています。
受験のためだけに英語力を養っているといってもいいでしょう。
英語が嫌いになる要素はいくつかあります。
第一に文法が難しい。
第二に覚えるべき単語が多い。
第三に声に出して読めない。
第4に聞き取れない。
文法は努力するしかありませんが、他の3つは学習のやり方次第です。
英語は自分で発音できない単語は聞き取ることができません。
まずは音源で単語の音を何度も確認することが大事です。
そして発音記号を覚えます。
日本人は英語をローマ字読みする癖があるため、特にPから始まる単語でよく躓きます。
しかし、発音記号を覚えるだけで初見の単語でもほぼ正確に読むことが可能です。
そして正確に読むことができれば、これまでに覚えた単語の派生語であると気付ける可能性が高まります。
さらに発音記号と同時に発音方法を覚えれば、RとLの発音も区別がつけられるので外国人とも正確にやり取りすることができます。
英語を仕事で使えるレベルになるまでには約3000時間かかると言われています。
そのうちの数時間を発音記号を覚えることに使っても良いのではないでしょうか。